コマンド一覧
cd~rmdirまで下記の画像を使用し解説します。
cd
⇨今作業しているディレクトリやファイルから上下の階層のディレクトリやファイルに移動するためのコマンド(change directoryの略).
構文
cd ./ファイル名かディレクトリ名 = 現在作業しているディレクトリ内のファイルかディレクトリに移動する. cd ../ = 現在作業しているディレクトリの上のディレクトリに移動する
% cd ./営業資料 ⇨今いるディレクトリがプロジェクトAから営業資料になる。 % cd ../ ⇨営業資料⇨プロジェクトAに移動する
pwd
→今自分が作業しているディレクトリの表示(print working directoryの略).
例
% pwd ⇨プロジェクトA
今hc_practiceで作業しているという意味
ls
⇨今作業しているディレクトリの中にあるディレクトリとファイルの表示.
例 pwdがプロジェクトAにいると仮定する
% ls ⇨営業資料、企画資料
mkdir
⇨今作業しているディレクトリの中に新しいディレクトリの作成(make directoryの略).
構文
mkdir 任意のフォルダー名
% mkdir 事務資料 ⇨プロジェクトA配下に事務資料、営業資料、企画資料の3つのフォルダー構成になる。
rmdir
→ディレクトリの削除。(remove directoryの略).
注意:削除するディレクトリの中にファイルがある場合そのディレクトリは削除できない。
例 営業資料ディレクトリの削除
rmdir 営業資料ディレクトリ
NG例 もし営業ディレクトリの中にファイルが1つあるとする。
rmdir 営業資料ディレクトリ ⇨rmdir: failed to remove "フォルダー名"というエラーが出る
これ以降は↓の画像を使用し解説します
トップページとカテゴリ1と2=ディレクトリ.
コンテンツA~D= ファイルと仮定します.
cat
⇨ファイルの中身を見るコマンド.
構文
cat オプション ファイル名
例 コンテンツAのファイルの中身を見る.
コンテンツAのファイルの中身が「アイウエオ」とする
cat コンテンツA →アイウエオ
less
⇨テキストファイルを1画面ずつ表示するコマンドでcatと違うところはファイル内を検索できたりする
構文.
less [オプション] ファイル名
↓のようにファイルの中身が表示でき、かつ以下のコマンドで操作ができる.
/ 任意の文字= ファイル内の検索.
k =上にスクロール.
e = 下にスクロール.
q = lessコマンド終了.
tail
⇨ファイルの最終行から数行(デフォルトでは10行)を表示する.
構文
tail ファイル名
touch
⇨空ファイルの作成
構文
touch 任意のファイル名
例
touch index.html ⇨現在作業しているディレクトリ配下に作成ファイルが配置される
rm
⇨ファイルやディレクトリの削除(removeの略).
構文
rm オプション ファイル名やディレクトリ名
注意:ディレクトリを削除する場合ディレクトリ内の全てのファイルやディレクトも削除される.
トップページとカテゴリ1と2=ディレクトリ.
コンテンツA~D= ファイルと仮定します.
例 カテゴリ1のディレクトリ削除
rm -r カテゴリ1 ⇨コンテンツAとBのファイルも削除される
注意 rmdir カテゴリ1と指定してディレクトリを削除する場合はこの場合エラーになり削除できない. 理由はカテゴリ1ディレクトリの中にコンテンツAとBというファイルが入っているので。
mv
→ファイルやディレクトリを移動したりファイル名やディレクトリ名の変更するコマンド(moveの略).
構文
mv ファイル名 ファイル名 ⇨ファイル名の変更 mv ディレクトリ名 ディレクトリ名 ⇨ディレクトリ名の変更 mv ファイル名 移動させたいディレクトリまでのパス ⇨ファイルをディレクトリに移動する mv ディレクトリ名 移動させたいディレクトリまでのパス ⇨ディレクトリ(左)をディレクトリ(右)に移動させる
cp
⇨ファイルのコピーするコマンド.
構文
cp コピー元ファイル名 コピー先 cp コピー元ファイル名 デイレクトリ名 ⇨指定したディレクトリにコピー元と同じ名前のファイルを作成する
In
⇨ファイル・ディレクトリのリンクを作成するコマンド要はファイルの中身が同じだけど別の名前のファイルを作成するコマンド.
構文.
ln オプション リンク元ファイル リンク後の名称
例 コンテンツAファイルのハードリンクを作成する場合
$ ln コンテンツA a ⇨ls ⇨コンテンツA a という2つのファイルがある
オプションなし = ハードリンク作成.
オプションあり(-s) = シンボリックリンク作成.
ハードリンクの特徴
ディレクトリのリンクを作成することができない 作成したリンクにアクセスしてファイルの編集が可能 リンク先ファイルを削除してもアクセスできる
シンボリックリンクの特徴
ディレクトリのリンクを作成することが可能 リンク先ファイルを削除するとアクセスできない リンク元ファイルのアクセス権限が摘要される
find
⇨ファイルやディレクトリを検索するコマンド
構文
find 検索する場所 [オプション] 検索ファイル名
トップページとカテゴリ1と2=ディレクトリ.
コンテンツA~D= ファイルと仮定します.
例フォルダの中から特定のファイル(コンテンツAのファイル)を探したい時(今トップページディレクトにいるとする).
% cd ./カテゴリA ⇨カテゴリAディレクトリに移動する. findコマンドでカテゴリAの中のファイルを検索する. % find コンテンツA. ⇨コンテンツA が出力される
chmod
⇨ファイルの権限を確認したり権限の変更ができるコマンド.
権限とは?
⇨ 特定の人しかファイルの中身を読み込んだり、書き込んだり、実行できない。
権限の確認
構文
ファイルの権限を確認する ls -l ファイル名 ↓のように権限が表示される
権限の見方
A = d(ディレクトリの略) or -(ディレクトリではない)or |(シンボリックリンク). B = 所有者. C = グループ. D = その他のユーザー. umekin = 所有者. staff = グループ r = 読み込み (ファイルの中身を見る権利). w = 書き込みできる(ファイルの編集ができる権利). x = 実行できる(ファイルの中のプログラムを動かせる権利). - = 権限がない
権限の変更
⇨権限を付与したり剥奪したりできる.
構文
chmod 数字 ファイル名
例 所有者、グループ、その他にファイルの「読み込み、書き込み、実行」ができるように変更する場合
chmod 777 コンテンツA ⇨-rwxrwxrwx
777=左から「所有者、グループ、その他」で設定している.
↓他にもがある
アクセス権 数値 説明 --- 0 読み込み書き込み不可 --x 1 実行のみ -w- 2 書き込みのみ -wx 3 書き込み実行のみ r-- 4 読み込みのみ r-x 5 読み込み実行のみ rw- 6 読み込み書き込みのみ rwx 7 読み込み書き込み実行ができる
chown
⇨ファイルやディレクトリのユーザーやグループの所有権を変更するためのコマンド
構文
$ chown [オプション] ユーザー又はグループ ファイル又はディレクトリ
ps
⇨プロセスを表示. 構文
$ ps
kill
⇨実行中のプロセスを中止するコマンド
構文.
$ kill プロセス番号(PID)
プロセス番号はpsコマンドで確認できる